
マカロンマットって使いやすいのかな?
あると便利?
そんな質問を生徒さんから何度かいただいたので、実際に購入して確認してみることに。
完全に私の主観ではありますが、実際に試してみた使用感や仕上がりなどをまとめました!
マカロンマットとは?
マカロンマットとは、マカロンの焼成専用のシリコン製のクッキングシートのこと。
私が使用したのはこちらです。
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マカロンマットの商品説明
焼成、冷凍両対応の便利なシリコン製マカロンマットです。
円形に型どられているので、生地を均等に絞り出すことができます。
型離れがよく、きれいな形のマカロンが作れます。
汚れ落ちが良く、使用後のお手入れも簡単です。
耐熱温度:-40℃〜230℃出典:製菓材料・ラッピング・レシピならcotta(コッタ)通販サイトより引用
きれいな形のマカロンが作れる
Cotta商品ページより引用
マカロンマットを使用するメリットとしては
- シートに円型が型どられているため、マカロン生地を均一に絞れる
- マカロン焼成時の準備が楽
という点がありますね。
マカロンマットを使わない場合は、このような型紙を自分で用意することになります。


マカロンマットを使ってマカロンを焼いてみた!
それではここからは実際に使ってみた感想をレポしていきます。
マカロンマットの使用感:絞りについて
このシートは丸の縁がやや盛り上がっているため、絞ったマカロン生地が決壊することなく綺麗に絞れます。




あと、内側の丸い線に合わせて、ミニマカロンも作れるかなー?と思ってやってみましたが、とっても絞りにくかったのでお勧めしません…(笑)
型紙を敷いて絞るよりもアウトラインがわかりやすいので、初心者さんはこのマットがあると絞りやすいだろうなと感じました。
反対に、絞りに慣れている人にとっては型紙を使ってもマカロンマットを使っても、どちらも作業のやりやすさに大きな違いは感じないだろうなと思います。
マカロンマットの使用感:焼成について
マカロンは生地の作り方ももちろん大切ですが、焼成もとっても重要で!
焼き方によってマカロンの出来上がりは大きく左右します。
今回は絞りよりもこの焼成がうまくいくかどうかが不安でしたが…普段通りの焼成温度でチャレンジしてみたところ、特に問題なく焼けました!!
形が綺麗に揃って焼きあがるのはいいですね〜


縁があるおかげで、空気抜きの作業の時に生地が広がりすぎないのも良かったです。
マカロンマットを使用するデメリット
マカロンマットを使ってマカロンを作ってみましたが、絞りに関しても、焼成に関しても、特に問題なく作業を進められました。
ただ、1点気になる点もありました。
それは、しっかり焼成しないと型離れが悪いということ。
マカロンマットには厚みがあるため、通常の焼成時間だとやや焼成不足となり、マカロンがシートから綺麗に剥がれませんでした。
そこから1~2分焼成時間を足したことで綺麗にマカロンをシートから剥がすことに成功!
…ただ、無事焼けたのは良かったのですがこの過程でマカロンの表面に色がついてしまったのです。


そのためココアマカロンのように色づきが目立たないものなら良いですが、淡い色のマカロンを焼きたいときには工夫が必要かなと。
焼き色をつけないために温度を落とすと、今度は仕上がりに影響する…なんてことが考えられるため、マカロンマットを使う場合のベストな焼き温度や時間は何度も実験してみる必要を感じました。
マカロンマットを使った時の食感は??
私は元々マカロンをやわらかめに焼き上げるのが好きなので、焼成時間を足したことで「サクサク感」が加わってしまうことも懸念していました。
ですが、食感は問題なく美味しく焼き上げることができました!
マカロンマットを使うメリットデメリットまとめ
ここまでマカロンマットを使用してみた感想をまとめてきました!
マカロンマットを使うメリット
- 型紙の準備不要
- アウトラインがわかりやすくて絞りやすい
- 空気抜きの時に型崩れしない
- 綺麗な形で焼き上がる
- 片付けが楽
マカロンマットを使うデメリット
- 焼成具合によっては型離れしにくい
- 焼成時に焼き色がつく可能性がある
使用感は非常に良いものでしたが、焼成に関しては出来上がりを見てから自分で微調整していく必要があります。
全くの初心者さんというよりは、マカロンを日頃から焼く方向けかな?と思います。
経験者の方が大量に焼く、頻繁に焼く、という場合は作業効率UPに効果的ですが、初心者の方がいきなりマカロンマットを使って焼成がうまくいかなかった場合に、自分でそこから微調整を加えていくのはややハードルが高いかも?と感じました。
あると便利かもしれませんが、敢えて最初から買わなくても良いかな?というのが率直な感想です。
【参考】マカロンマットを使わずに焼くには?
マカロン作りに慣れるまでは、クッキングシートもしくはシルパットを使った方が楽かなと感じました。
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クッキングシートやシルパットの場合、マカロン台紙の準備は必要となりますが、大きさの調整ができたり、他のお菓子にも使えたりと汎用性があります。
参考までにクッキングシートはもう何年もこちらを使っていますがとても使いやすいです。
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無漂白タイプもあります。
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導入の有無は好みによりますが、マカロンを頻繁に焼く方は持っておくと何かと便利だと思う一方で、たまーにしか焼かない方の場合はわざわざ買わなくてもいいかなと思いました!
それでは楽しいお菓子作りを^^
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