マカロンの中身(ガナッシュやバタークリーム)は丸く絞るもの。
という事に何の疑いも持たずに過ごしてきました。
とあるきっかけで丸口金以外を使用することになりました。
今日はそんなマカロンの絞りについてのお話です。
(何ともマニアックー。)
丸口金で絞りたかったのに間違えて星口金を使ってしまった
今回の実験は、試作時のうっかりからの思いつきです。
先日マカロンの試作時に他のお菓子の試作もしていたのですが、
うっかり、マカロンのガナッシュを絞る時に星口金をセット。
既にガナッシュは袋に入っています。
じゃあ、星口金でやってみるかー
という背景があります(笑)
思いがけず可愛いという発見
絞ってみたら、意外と可愛かったんですよーこれが。
いかがでしょうか??
側面がナミナミ模様になります。(ちょっと分かりづらくてすみません)
可愛いというか、上品な印象になりました。
定番のぷっくり丸絞りもやっぱり可愛いですけどね^^
私は側面からもりもりはみ出そうなくらい
たっぷりクリームを絞るのが好きです。
どの口金が可愛いのかな?という簡単な実験も。
星口金でしぼるのもアリだなー
という事に気づいた私は、別の星口金で絞ってみました。
先日デコレーションケーキに使用して好評だった
ウィルトン4Bの口金です。
ここで盲点だったのですが、
ウィルトンの4Bはギザギザが細かくて浅いのです。
そのため、絞った後にマカロンを乗せて挟むと…
せっかくの絞りのギザギザが全てなくなりました(笑)
こちらの写真4Bで絞っていますが、わからないですよね^^;
なので、マカロンのクリームを絞るなら
深めに切り込みがある口金、切込みに幅がある口金
が良いのだなーと感じました。
(私が最初に使った星口金は8切です)
当たり前にやっている事から視点をずらす
そういえば、今回マカロンにサンドした
「ガナッシュ」自体も、
昔、見習いシェフが間違って生クリームを
チョコレートにこぼしてしまったことがきっかけだったから
「ガナッシュ=まぬけ」
って名前がつけられたって話を
どこかで教わった記憶があります。
こぼしたのは牛乳だったかなー?
←まあ、どうでもいいですね笑
偶然による発見って結構多いと思いますが、
日頃から当たり前にやっている事を
違う視点から眺めてみる意識を持てば、
より色んな発見やアイデアに出会えそうですね^^
そんなことをマカロンを作りながら考えていました。
それでは、楽しいお菓子づくりを^^
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