スポンジケーキを焼くなら
「ブリキのデコ缶」を使うと良いよ!
というお話をよく耳にします。
ブリキのデコ缶はそんなに魅力的なのか?
ちょっと気になる【型】の影響について
簡単に検証してみましたー^^
ブリキのデコ型って?底取?共底?どっちがいいの?
ブリキのデコ缶ってこういうやつです。
私は共底タイプ(底が取れないタイプ)
を使っていますが、
底取タイプでも特に問題はないです。
←たまに、底取を使うと生地が漏れてきて良くない
という事を言う人がいますが、
そもそも生地が漏れたことが私はありません(笑)
例えばスポンジケーキ以外で、
ひっくり返すのが難しいケーキやパンは、
(←焼き上がりが柔らかいチーズケーキとか、
フィリングが表面にたっぷり乗ったパンとか)
底取タイプの方が良いですね。
ご自身がよく作るもの、
今後作りたいものをイメージして、
選ばれると良いかと思います^^
何故ブリキのデコ缶が、スポンジケーキにお勧めなの??
何故、スポンジケーキを焼くのにブリキがお勧めと言われるのか?
それは「熱伝導の良さ」からです。
※スポンジケーキは卵の気泡が、熱により
膨らむことにより生地が押しあげられて
ふわふわになります。
なので、熱伝導の良さ、というのは
とても大切なのです。
あとは安価なのも嬉しいですね^^
使うほど、油が馴染んで型離れがよくなります。
手入れが難しいというイメージが先行しますが、
そんなに難しいことや面倒なことは必要ありません。
ご参考まで↓
【ブリキ型のお手入れ】
- 初めて使うときに、180度程度で10分くらい空焼きして、
そのあと、薄く油を塗り込んでおく。 - 使った後は、熱いうちにケーキを取り出し、
乾拭きして、薄く油を塗り込んでおく。
※水洗いは汚れがひどいとき。
疑問1:テフロン加工の型じゃだめなの❓
型の手入れが楽だし、
焼くだけでなく冷やすタイプのお菓子にも
使いやすいのが魅力のテフロン型。
わざわざブリキじゃなくって
テフロンでも良い気がしますよね。
実際にどうなんでしょうか??
疑問2:型の違いって出来上がりにそんなに影響するものなの❓
ブリキでもテフロンでも、要は美味しく、
綺麗に焼けてさえくれたら良いのです。
素人にはわからない程度の違いならば、
基本的に道具にこだわりすぎなくて良いんじゃない?
というのが個人的な意見です。
でも、仕上がりが
目に見えて違いがわかる場合は
こだわった方がいいですね^^
(美味しさと、見た目の綺麗さは譲れない!)
なので、実際に型の違いによってどの程度
出来上がりが変わるのか?
テフロン型とブリキ型で比較してみました!
結果:ブリキとテフロンでスポンジケーキを焼いてみた
こちらテフロン型で焼いたスポンジ。
うーん高さはちょうど5cmといったところでしょうか。
(ちょっと低いですね)
定規のあて方がいまいちで分かりづらくてすみません;;
別の比較のために作ったスポンジ写真を引っ張りだしてきたので、
2枚にスライス済みなのですが、
高さは一切いじっていません(笑)
こちらはブリキの型で焼いたスポンジ。
見た目はテフロンとさほど変わらなそうですね^^
高さはどうでしょうか??
…ん?
…1cmも高さが違う!!!!
結構差が出るのですねー!
さすがブリキさまさま。
結論:型選びはこうしよう
テフロンとブリキ、比較してみることで、
その差が明らかになりました。
もちろんテフロン型で作れないこともないですが、
やっぱりスポンジケーキは
ふわふわであってほしいもの。
ブリキ型は高価な型でもないので、
お家でスポンジケーキを焼くならば、
1つは持っていて良い型だなと
比較をすることで改めて感じました^^
スポンジを焼くときには、
頭の片隅に型のことも置いてあげてくださいね^^
※今回の比較は、同時比較ではなく、
過去の写真の比較です。(別日に焼いたもの)
レシピは同じものでしたが、
また改めて実験してみて、
高さの違いが出るか確認してみたいなと
思っています。
それでは、楽しいお菓子づくりを^^
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